使用する画材は、鉛筆・色鉛筆・カラーペン・水彩絵の具・アクリル絵の具です。その時のテーマに応じて画材を選んだり、子どもたちの使いたいと思う画材を選んで描きます。テーマは、基本的には子どもたちが自分で決めます。何を描くか考えることで、子どもたちの個性的な表現に繋がると考えるからです。ただし、テーマが与えられる事もあります。静物を描いたり、人物を描いたり、時には色の制限を設けて描いたりすることで、絵画の基本的な考え方を学びます。これらは子どもたちの表現の幅を増やすためのプログラムです。
小学生の子どもたちに、学校で絵の具を使っているかを聞くと、「あんまり使ってない」「たまに使う」という答えが返ってきます。義務教育の中で、充足しきれない絵画体験を、この教室を通して体感して頂けたら幸いです。